香ばしく甘いマスカテル香と穏やかな口当たりのセカンドフラッシュダージリン
-
「聖人の場所」を意味する名前の茶園で、選りすぐりのチャイナ茶樹から作られた銘柄です。
- カクラ(現地の言葉でウンカの意)の影響を受けた茶葉ならではの甘い香り立ちと、火入れの影響によるナッツのような落ち着きある焙煎香。
- 夏摘みダージリンならではの芳醇な香りの個性を、セピア色の水色に溶ける、穏やかで甘い味わいにのせてまとめ上げた、魅力あふれる飲み心地の銘柄です。
暑い夏の日には、アイスティーにしてもお楽しみください。
- Risheehat literally means "Home of Holy Saints". This quality tea is made from good selected china bushes and affected by green tea leaf-hoppers or "kakra" in the local language, which are said to make flavour sweeter. Roasted nut-like aroma was added through the process of firing. Enjoy the harmony of these aromas and the typical rich flavour of Darjeeling second flush tea from the sepia coloured water.
昨年につづき、リシーハット茶園より夏摘みダージリンを買い付けました。
- 天候の影響で2週間ほどシーズンが遅れた今年。6月になって、夏摘みらしく芳醇で甘く、ほっと落ち着く深みを伴った味わいのサンプルが届き始めました。そんななか買い付けたリシーハット茶園 DJ-192 カクラ。
- カクラとは、ダージリンやネパールの現地の言葉でウンカ(グリーンティーリーフホッパーまたはグリーンフライ)のこと。
- 本来、他の農作物では、害虫とされるウンカ。しかし紅茶においては、この緑色の小さい羽虫が、茶の新芽を刺し葉汁を吸うことで、その茶葉を摘み取り作られた紅茶から、マンゴーやマスカットなど熟れた果実のような甘い香りが放たれます。夏摘みのダージリンならではのマスカテルフレーバーとして知られる香り。そんな希少な香りを持った銘柄につけられる「マスカテル」や「ムスク」と同じ意味で使用されるカクラ。カクラは、マスカテルとつく銘柄よりも、やや強めの焙煎によるロースト香が感じられる銘柄につけられることが多いかと思います。今回買い付けたDJ-192も少し長めの抽出をした時に、より顕著にナッティーなロースト香とマスカテルな甘い香りが溶け合った個性を楽しむことができます。
- 口当たりも穏やかで、甘く飲みやすい銘柄です。ぜひ、お試しください。
お買い物はこちら
No.1147 2018年 ダージリン セカンドフラッシュ
リシーハット茶園
カクラ
産地:インド ダージリン
摘取り年月:2018年6月
ロットナンバー:DJ-192
等級:SFTGFOP1 KAKRA
茶樹:チャイナ種
2010年よりバイオオーガニック農法を採用
香りと味わい
味:ほどよい甘味と深味
香り:ムスク
水色:オレンジブラウン
おいしい淹れ方の目安
お湯の量:180ml
お湯の温度:95℃
抽出の時間:3分半〜4分
茶葉の量:2.5g(茶さじ中盛り1杯)
おすすめの飲み方マークについて
商品情報
原材料名:紅茶
原産国:インド
保存方法:高温多湿・直射日光をさけて保存。開封後は密閉容器に入れ、お早めにお召し上がりください。
守りつづけるチャイナ茶樹が産み出す
紳士的な味わいが魅力のリシーハット茶園
聖人の家(リシーセインツハットホーム)を語源としたリシーハット茶園は、ダージリンイーストエリアに位置し、1860年頃に英国人の手によってその歴史をスタートさせました。141ヘクタールのコンパクト敷地の大部分は、急斜面に広がる東向きの茶畑。生産されるセカンドフラッシュは、その比類無きマスカテルフレーバーで有名です。
隣接するリザヒル茶園と共同の製茶工場にて紅茶作りを行い、リシーハット茶園はチャイナの茶樹を中心に製茶しています。
オーガニック栽培でも、品質と生産量の両立に成功している数少ない茶園であり、オーガニック栽培に取り組む周辺の茶園をリードする存在です。
おすすめの商品
|
|
|
|