国花グランス(シャクナゲ)にちなんだ名の茶園から届いたマイルドな秋摘み紅茶
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国花グランス(シャクナゲ)にちなんで名付けられたネパールを代表する茶園の秋摘み紅茶です。丁寧に手摘みされ製茶された茶葉は、所々に象牙色の芯芽と栗色の茶葉が混ざり、抽出される味わいは、深みに溢れ、仄かにローストされた香りと茶葉の持つ甘い味わいが、まるで小春日和の穏やかな午後のひだまりのようにほっと落ち着く味わいです。ヒマラヤの秋の味わいをお楽しみください。
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Carefully hand-plucked in the renowned tea garden named after the national flower of Nepal, Gurans, rhododendron in Nepalese, this tea has many well-blended ivory-coloured tips and nut-brown leaves, tastes rich and sweet and has a slightly roasted aroma. When you drink, you can immediately feel calm as if you are in the warm autumn afternoon. Enjoy this beautiful seasonal taste from the Himalayas.
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桃源郷のように美しい景色が広がる茶畑。久しぶりにグランセ茶園より紅茶を買い付けました。過去に何度かスペシャルティティーをご紹介したことがありますが、今回はグレード名「Red Tea」と表記される通常タイプの紅茶を仕入れました。
グランセ茶園の開放的なテイスティングルーム。黄昏時の景色が目の前に広がります。11月に茶園を訪問し、茶畑を望む、光に溢れたテイスティングルームで試飲した際、どのお茶も、個性をしっかり感じる美味しい銘柄でしたが、一番端にあったこれといって大きな外観の特徴もないこのロットを一口味わった時、迷わず買い付けたいと思いました。ユニークな個性がある銘柄ではありませんが、マイルドな味わいと適度な飲みごたえ、仄かなロースト香と甘い香りが溶け合って、ほっと落ち着く味わい。暮らしの中の何気ないティータイムに、心置きなく気軽に楽しめる銘柄として使いやすいに違いない。そう思って買い付けを決めました。帰国後、日本の水で再度テイスティングをしてもその印象は変わりません。
- 是非この穏やかな味わいと香りのネパールティーを日々のティータイムのお気に入りの銘柄のひとつに加えてみてください。
グランセ茶園
茶摘みの風景イラム地方と並ぶネパールの茶の生産地ダンクタ。ジュンチャバリ茶園やクワパニ茶園(休園中)と隣接する場所にグランセ茶園はあります。
標高1,400m〜2,200mの土地に100ヘクタールの茶畑を所有。茶畑は3つのディビジョンに別れており、ネパール国内での最初の私営茶園、また、最初のオーガニック生産を導入した茶園でもあります。現在では、竹林や池など自然環境をそのまま残し、茶畑の雑草や虫などもあえて駆除しすぎない環境で、自然との共生を大切に紅茶づくりを行っています。夕暮れ時を迎えたグランセ茶園の茶畑。最良の紅茶を作ることに労力をいとわない方針のもと、1日の生産量は平均250kgと決して多くありませんが、確かな品質は、欧米で高く評価され、多くのお茶は、ドイツ、アメリカ、フランスに輸出されています。
古くから 欧州で人気のネパール紅茶
ネパールでは古くから紅茶や緑茶が生産され、主な輸出先のヨーロッパなどで人気を博してきました。ここ数年は、その高品質、手ごろな値段により、日本でも知られようになりました。
ネパールの紅茶生産の特徴としては、農家が作った茶葉を、製茶工場が買い取り紅茶にする小農経営や、農家が集まり資金を出資して茶園の共同経営をしていることなどがあげられます。
ダージリンと隣接する土地ゆえに、インドの紅茶関係者との技術的交流も多く、クオリティーの高い紅茶が生産されています。その一方、ダージリンに比べ、産地のブランド力がないため、そのクオリティーの高さにも関わらず価格は比較的安価で取引されています。甘く透明感のある上質で美味しい紅茶が手頃な価格で楽しめる、おすすめの産地のひとつといえるでしょう。
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