ハーブと野の花を束ねたブーケのような、
可憐で清々しい香りが印象的なスペシャルティティー
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ネパールを代表する名茶園で少量生産された特別な秋摘み茶です。まだ秋の肌寒さが残る午前中に摘み取られた茶葉は、褐色とオリーブグリーンの茶葉にシルバーチップが包まれるように製茶されています。淡い飴色の水色(すいしょく)に高原のハーブと可憐な野花の香りを溶かし込んだように爽やかな味わいが印象的な銘柄です。
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This special autumnal tea was made only a small amount in one of the most popular tea estates in Nepal. Plucked in the cold autumn morning and processed carefully, this premium tea leaves become brown and olive-green with wrapped silver tips. Various high-grown herb and wild flower scents are melted in the light brown water emitting a refreshing aroma. Enjoy!
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茶畑の茶の樹の周辺には、ハーブや果樹など沢山の植物が植えられていたり、あえて雑草や集まってくる虫を残した自然農法が実践されていました。ジュンチャバリといえば、柑橘やハーブを思わせる香りだちの銘柄を生み出している茶園といったイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
- 「ヒマラヤンオレンジ」と名付けられた、茶園を代表するグレードがあるほどクローナル種の特徴を引き出す製茶を得意とするジュンチャバリ茶園。
- 今回ご紹介するJ208 ヒマラヤンブーケも柑橘やハーブのようなスッキリとした香りだちに、そっと白い花の香りを合わせたような、印象的な銘柄です。
- ジュンチャバリ茶園では、一般的な紅茶の製法に加えて、いくつかの銘柄が、部分的に台湾や中国の製茶方法を取り入れ、製茶されています。今回のヒマラヤンブーケも、紅茶用の品種を摘み取り、その後、穏やかに茶葉を揉むことによって、所々にオリーブグリーンの葉を残す、部分発酵を施してあります。
他の茶園ではあまり見かけない緑茶や中国茶用の機械を使った製茶風景。お湯の中で、小さな一芯二葉の姿に戻る時には、中国茶ともダージリンティーとも違った清洌な味わいの1杯となります。香りと味わいに重さや引っ掛かりを感じない、すっと体に染み入るような清らかさが印象的な銘柄です。
- マカル山を望む、この地の清らかな空気を体現したような味わいを、ぜひお楽しみください。
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No.1837 ネパール ダンクタ
ジュンチャバリ茶園
ヒマラヤンブーケ
産地:ネパール ダンクタ
ロットナンバー:J208
摘取り年月:2019年10月14日
等級:HBO
茶樹:クローナル種(B157)
2012年よりバイオオーガニック農法を採用
香りと味わい
味:さっぱりと爽やかな飲み口
香り:ハーブ、野の花
水色:飴色
おいしい淹れ方の目安
お湯の量:180ml
お湯の温度:95℃
抽出の時間:3〜4分
茶葉の量:2.5g(茶さじ大盛り2杯)
おすすめの飲み方マークについて
商品情報
原材料名:紅茶
原産国:ネパール
保存方法:高温多湿・直射日光をさけて保存。開封後は密閉容器に入れ、お早めにお召し上がりください。
ジュンチャバリ茶園
遠くに霊峰マカルを望む茶畑。イラム地方と並ぶネパールの紅茶の生産地ダンクタ。ヒレタウンを望む丘に佇むジュンチャバリ茶園は、オーナーのローチャン ギョワリ氏とバッチャン ギョワリ氏兄弟の紅茶に対する真摯な眼差しと先進的なアイデアのもと作られる上質な銘柄の数々によって、ネパールの茶園の中で、日本でもっともその名を知られている茶園といえます。
標高1,400m〜2,100mの土地に6つの区画の茶畑を所有。それぞれの区画に、異なったコンセプトのもとで茶樹を選定し、オーガニックや自然農法で栽培を行っています。自然を残して手入れをされているジュンチャバリ茶園の茶畑。製茶工場には紅茶用の大型の機械は数少なく、日本や台湾のコンパクトな製茶機械を導入し、各国のさまざまな製茶の工程を参考に、新しいアイデアでユニークな紅茶作りを行っています。その多くが人の手を介し、気が遠くなるほどの手間暇をかけて作られる銘柄ばかり。お茶の樹とヒマラヤの自然と対話しながら作られる紅茶は、世界中の紅茶専門店で取り扱われています。
古くから 欧州で人気のネパール紅茶
ネパールでは古くから紅茶や緑茶が生産され、主な輸出先のヨーロッパなどで人気を博してきました。ここ数年は、その高品質、手ごろな値段により、日本でも知られようになりました。
ネパールの紅茶生産の特徴としては、農家が作った茶葉を、製茶工場が買い取り紅茶にする小農経営や、農家が集まり資金を出資して茶園の共同経営をしていることなどがあげられます。
ダージリンと隣接する土地ゆえに、インドの紅茶関係者との技術的交流も多く、クオリティーの高い紅茶が生産されています。その一方、ダージリンに比べ、産地のブランド力がないため、そのクオリティーの高さにも関わらず価格は比較的安価で取引されています。甘く透明感のある上質で美味しい紅茶が手頃な価格で楽しめる、おすすめの産地のひとつといえるでしょう。
こちらの銘柄は、茶葉の形状からティーバッグのご用意はございません。 |
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