花の香りとミルキーな甘さ、
春風のような爽やかさが溶け合った春摘みネパールティー
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桃源郷のように美しいネパールの茶園から届いたヒマラヤンスプリングと名付けられた銘柄です。芽吹いたばかりの茶葉を一芯二葉で丁寧に摘み取り、やさしく揉捻し、繊細な味わいと香りを引き出し製茶しました。どこかミルキーな甘さと大輪に咲く白い花の香り、そよ風のような清々しさを溶け合わせた、まさにヒマラヤの春の訪れを祝うかのような銘柄です。
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Named Himalayan Spring, this fine quality first flush tea has arrived from a beautiful tea garden reminiscent of utopia in Nepal. A delicate flavour is felt from the leaves gently rolled and processed after carefully plucked in two leaves and a bud. Feel a milky and sweet aroma, a strong scent of white large flowers and a freshness of breeze. Let's celebrate the coming of spring to the Himalayas!
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ジュンチャバリ茶園のファーストフラッシュ。2020年、2021年にご紹介したヒマラヤンスプリングを今年も続けてご紹介できることとなりました。
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白く長い芯芽と萌黄色の若葉からなる美しい茶葉は、お湯の中で、製茶前の摘まれた時の姿にゆっくりと戻っていきます。この茶葉が摘み取られたのは、6つあるジュンチャバリ茶園の茶畑の中でも、標高が高く、広い区画を持つラムチェ(標高1,600m)とニガレ(標高1,760m)の2つのエリアで、茶樹は、ダージリン由来の品種P312(Pはフーセリン茶園【PHOOBSERING】のP)です。
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ひと口含むと花蜜を舐めたときのような淡い甘さと香りが広がります。その味わいは、幼い頃、摘んだツツジの花を口に含んでその蜜の淡い甘みを楽しんだ時を思い起こさせます。味わいと心地よいお茶の温かさだけがスッと消え、香りだけが喉の奥にいつまでも留まる感覚に驚かれることでしょう。
またひと口、もうひと口といつまでも余韻を楽しむかのようなティータイムをお過ごしいただける春のヒマラヤからの贈り物のような銘柄です。
ジュンチャバリ茶園
遠くに霊峰マカルを望む茶畑。イラム地方と並ぶネパールの紅茶の生産地ダンクタ。ヒレタウンを望む丘に佇むジュンチャバリ茶園は、茶園オーナーのローチャン ギョワリ氏とバッチャン ギョワリ氏兄弟の紅茶に対する真摯な眼差しと先進的なアイデアのもと作られる上質な銘柄の数々によって、ネパールの茶園の中で、日本でもっともその名を知られています。
標高1,400m〜2,100mの土地に6つの区画の茶畑を所有。それぞれの区画で、異なったコンセプトのもとで茶樹を選定し、オーガニックや自然農法で栽培を行っています。自然を残して手入れをされているジュンチャバリ茶園の茶畑。製茶工場にはインドやスリランカでよくみられる紅茶用の大型の機械は少なく、日本や台湾のコンパクトな製茶機械を導入し、各国のさまざまな製茶の工程を参考に、新しいアイデアでユニークな紅茶作りを行っています。その多くが人の手を介し、気が遠くなるほどの手間暇をかけて作られる銘柄ばかり。お茶の樹とヒマラヤの自然と対話しながら作られる紅茶は、世界中の紅茶専門店で取り扱われています。
古くから 欧州で人気のネパール紅茶
ネパールでは古くから紅茶や緑茶が生産され、主な輸出先のヨーロッパなどで人気を博してきました。ここ数年は、その高品質、手ごろな値段により、日本でも知られようになりました。
ネパールの紅茶生産の特徴としては、農家が作った茶葉を、製茶工場が買い取り紅茶にする小農経営や、農家が集まり資金を出資して茶園の共同経営をしていることなどがあげられます。
ダージリンと隣接する土地ゆえに、インドの紅茶関係者との技術的交流も多く、クオリティーの高い紅茶が生産されています。その一方、ダージリンに比べ、産地のブランド力がないため、そのクオリティーの高さにも関わらず価格は比較的安価で取引されています。甘く透明感のある上質で美味しい紅茶が手頃な価格で楽しめる、おすすめの産地のひとつといえるでしょう。
こちらの銘柄は、茶葉の形状からティーバッグのご用意はございません。 |
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