絶えず雪を冠するヒマラヤの山々を望む茶園で作られたフローラルな香りの春摘み茶
国花グランス(シャクナゲ)の名にちなんで名付けられたネパールを代表する茶園の春摘み茶です。茶園から見える白い雪を冠したヒマラヤの山々からインスパイアされた熟練した職人が、丁寧な作業のもと、産毛に包まれた芯芽をごくわずかに揉捻し、花と早熟の果実の香りを放つ淡い甘みが魅力の銘柄に仕上げました。ヒマラヤの大自然の息吹が詰まった、特別なひとときに楽しみたい一杯です。
NO.1849
2022年 ネパール ダンクタ ファーストフラッシュ グランセ茶園 G-7
産地:
ネパール ダンクタ
摘取り年月:
2022年4月1日
ロット:
G-7
等級:
White Tips
茶樹:
クローナル(TV1)
*2000年よりバイオオーガニック農法を採用
原材料名:
紅茶
原産国名:
ネパール
保存方法:
高温多湿・直射日光をさけて保存。開封後は密閉容器に入れ、お早めにお召し上がりください。
栄養成分表示:
(茶葉2.5gあたり)エネルギー8kcal、たんぱく質0.5g、脂質0.1g、炭水化物1.3g、食塩相当量0g
香りと味わい
味:
フルーティーな甘味
香り:
花、熟れる前の果実
水色:
黄色
おすすめの飲み方
お湯の温度95℃
茶葉の量
2.5g
(茶さじ中盛り2杯)
抽出の時間3〜4分
グランセ茶園
標高1,400m〜2,200mの土地に100ヘクタールの茶畑を所有。茶畑は3つのディビジョンに別れており、ネパール国内での最初の私営茶園で、また、最初にオーガニック生産を導入した茶園でもあります。現在では、竹林や池など自然環境をそのまま残し、茶畑の雑草や虫などもあえて駆除しすぎない環境で、自然との共生を大切にした紅茶づくりを行っています。
最良の紅茶を作ることに労力をいとわない方針のもと、1日の生産量は平均250kgと決して多くはありませんが、確かな品質は、欧米で高く評価され、多くのお茶は、ドイツ、アメリカ、フランスに輸出されています。
古くから 欧州で人気のネパール紅茶
ネパールの紅茶生産の特徴としては、農家が作った茶葉を、製茶工場が買い取り紅茶にする小農経営や、農家が集まり資金を出資して茶園の共同経営をしていることなどがあげられます。
ダージリンと隣接する土地ゆえに、インドの紅茶関係者との技術的交流も多く、クオリティーの高い紅茶が生産されています。その一方、ダージリンに比べ、産地のブランド力がないため、そのクオリティーの高さにも関わらず価格は比較的安価で取引されています。甘く透明感のある上質で美味しい紅茶が手頃な価格で楽しめる、おすすめの産地のひとつといえるでしょう。